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実践ガイド

脳トレのやり方:初心者のための7ステップ実践ガイド

執筆:LaserMind Team ·

本に囲まれ、ノートパソコンの前で考えごとをする女性
写真:George Milton(Pexels)

なぜこのやり方なのか

脳トレとは何か、そして効果があるのかについての研究は、「脳トレとは?」で詳しく解説しています。このガイドでは、その研究からわかった3つの知見を、実践のためのプランにします。

練習で伸びるのは、練習したことです。 脳トレ企業が引用する研究を検討した大規模なレビューでは、訓練で練習した課題の成績が向上する根拠は豊富にある一方、よく似た課題についての根拠はそれより少なく、かけ離れた課題や日常の認知パフォーマンスについての根拠はほとんどありませんでした[1]。Sala と Gobet は複数のメタ分析をもとに、認知トレーニングが一般的な認知スキルに与える効果はごくわずかであり、研究間の差は研究デザインの質と統計上のアーティファクト(見かけ上の差)で説明できると結論づけました[2]。ですから、練習したことが上手になる、と考えておくのが最も無難です。

方略のなかには、それを使った内容に役立つものがあります。 よく使われる10の学習法を検討したレビューでは、「有用性が高い」と評価されたのは練習テストと分散学習の2つだけでした。年齢や能力の異なる学習者に、さまざまな種類のテストで効果があったためです[3]。古典的な実験では、散文の文章について思い出すテストを受けた学生は、読み返した学生より、1週間後に多くを覚えていました。5分後の時点では読み返しのほうが成績がよく見え、学生の自信も高めていたにもかかわらずです[4]。この2つは、アクティブ・リコールと読み返しを比べた記事で比較しています。

いつ練習するかも重要です。 言語的な材料の学習についての317件の実験をまとめた分析では、学習を時間的に分散させると後の想起が向上し、最もよく記憶が保たれるセッションの間隔は、内容を覚えておく必要がある期間が長いほど長くなりました[5]。

脳トレのやり方:ステップごとに解説

1. 目標を1つ決める

「脳を鍛えたい」だけでは漠然としすぎていて、行動に移せません。変えたいことを、確かめられる言葉で言い表しましょう。たとえば「試験に向けて解剖学の用語を覚える」「1つの報告書に50分間取り組み続ける」「この曲を止まらずに弾く」です。LaserMind の目的別ページでは、よくある目的ごとに方法とツールをまとめています。たとえば「学んだことを覚える」や「仕事で集中する」です。

2. その目標に合った根拠をもつ方法を選ぶ

根拠は、特定の成果についてのものです。ある方法が、あることについては十分に支持されていても、別のことについては支持されていない場合があります。そのため LaserMind では、各メソッドに全体として1つの判定を下すのではなく、明記した成果ごとに評価しています。評価の段階は「エビデンスの評価方法」で説明しています。

目標まず取り組む方法LaserMind の評価と、その対象となる成果
勉強したことを覚えるアクティブ・リコール(想起練習)と間隔反復E1(強い根拠):学んだ内容の長期的な定着
仕事で集中するシングルタスクのディープワーク(一度に1つの作業)E3(限られた根拠):実生活での集中作業時間
楽器やスポーツなど、特定の技能意図的練習E2(条件付きの根拠):練習した技能
ワーキングメモリのゲームでスコアを上げるNバックE2:Nバックと類似のワーキングメモリ課題
長い年月にわたる考える力と健康有酸素運動E2:認知機能全般、記憶、実行機能

始める前に、いちばん右の列を読んでください。Nバックの評価はNバックと類似の課題についてのもので、仕事での記憶力についてのものではありません。

3. 本当に伸ばしたい技能を練習する

練習で伸びるのは練習したことなので、目標への最も直接的な道は、目標そのものを練習することです。勉強したことを覚えたいなら、その内容で自分をテストします。仕事で集中したいなら、実際の仕事で集中するブロックを練習します。曲を弾けるようになりたいなら、その曲を弾きます。「トレーニング」ページのエクササイズは、更新や抑制といった1つの処理を練習し、その課題の記録をつけるのに役立ちます。ただし、それはその課題の練習として扱い、本当に伸ばしたい技能の代わりにはしないでください。

技能については、意図的練習という方法が広く使われています。具体的な弱点を1つ選んでフィードバックを受けながら取り組み、できるようになったら難易度を上げる方法です。この考え方は1993年の枠組みに由来します。この枠組みは、熟達者の成績を何年にもわたる努力を要する練習の結果として説明し、トップレベルの人どうしの差でさえ、意図的練習の量と密接に関係していると報告しました[6]。

その後の研究は、この主張の大きさを見直しました。ゲーム、音楽、スポーツ、教育、職業にわたる88件の研究(参加者11,135人)のメタ分析では、意図的練習で説明できたのは、全体で成績の差の14%でした(数値は2018年に著者らが訂正したものです)[7][8]。その割合は、ゲーム(24%)、音楽(23%)、スポーツ(20%)のほうが、教育(5%)や職業(1%)より大きくなりました[8]。著者らは、意図的練習は重要だが、それまで主張されてきたほど重要ではないと結論づけています[7]。これらは、どれだけ練習してきたか(ふつうは本人の記憶にもとづく推定)と、どれだけよい成績を出したかの相関です。ですから、練習量が技能とどの程度結びついているかを示すものであり、新しい練習計画でどれだけ上達するかを示すものではありません[7]。

4. 練習の予定を立て、間隔をあける

いつ練習するかを決め、1回のセッションはくり返し続けられる程度の短さにしましょう。勉強の内容なら、1回の長いセッションではなく、日を変えて短めのセッションを何回か計画します。学習法のレビューで「有用性が高い」と評価されたもう1つの方法が分散学習でした[3]。また、覚えておく必要がある期間が長いほど、セッションの最適な間隔も長くなる傾向があります[5]。

LaserMind のツールは、この考え方にもとづいて作られています。想起カードは、思い出せる確率の予測が約90%まで下がったころに各カードを再び出すので、そのカードを覚えている限り、間隔はだんだん長くなります。詳しくは「分散効果とは?」をご覧ください。プログラムは日ごとのプランです。「28日間ブレインチャレンジ」は1日10〜15分、「8週間フォーカス」は週5日、短い注意の練習と、実際の作業でのディープワーク・タイマー1ブロックを組み合わせます。「4週間で学び方を変える」では、1日1つの学習方略を自分の教材に使います。どのプログラムも進められるのは1日に1日分までで、休んだ日があってもリセットされることはありません。

5. 自分の上達を記録する

目標そのものについて出発点を書き留め、その後は数週間単位で推移を見ましょう。くり返し受けるテストでは、最初のうちにスコアが上がるものと考えておきましょう。認知能力テストについての50件の研究(134,436人)のメタ分析では、テストを受け直すだけで平均0.26(小さな効果)の向上が見られ、まったく同じテストを再び使った場合には向上がより大きくなりました[9]。ですから、ゲームのスコアの上昇は、一部はそのゲームの練習によるものです。

LaserMind では、結果をあなた自身の過去のセッションと比べます。約4週間ごとの LaserMind チェックインでは、プログラムやデイリーサーキットでは練習しない形式の課題を使います。また、ふり返りツールの週のチェックインでは、集中して作業した時間や、学んだことを今どのくらい覚えているかなど、日常生活により近い成果を記録します。

6. 睡眠を守り、体を動かし続ける

睡眠が足りないまま練習を重ねても、それが足かせになります。70本の論文のメタ分析では、最大48時間眠らずにいることの影響は、単純な注意課題での注意の途切れに最も大きく表れました[10]。別のメタ分析では、学習の前に一晩眠らずに過ごすことが、新しく学んだ内容の記憶の悪さと関連していました。ただし、出版バイアスと統計的検出力の低さのため、その正確な大きさは不確かです[11]。

体を動かすことは、いずれにしても健康のためにする価値があります。LaserMind では、有酸素運動を、認知機能全般、記憶、実行機能について E2(条件付きの根拠)と評価しています。あらゆる年齢層を対象とし、臨床的な集団も含めた133の系統的レビューのアンブレラレビューでは、運動によって全般的な認知機能・記憶・実行機能が平均して向上し、効果は小〜中程度でした[12]。一方、健康な人を対象としたランダム化試験に限った、より厳密なアンブレラレビューでは、別の活動をする対照群(アクティブ対照群)や開始時点の差を考慮すると効果はずっと小さくなり、出版バイアスを補正するとごくわずかになりました[13]。評価が E1 ではなく E2 なのは、この食い違いがあるためです。ですから、運動はまず健康のために行い、認知面の効果は得られるかもしれないおまけと考えましょう。研究の詳細は、メソッド「有酸素運動」のページで紹介しています。

7. 製品の主張を見きわめる

うたわれている効果を信じる前に、4つのことを確かめましょう。

  1. どのレベルを主張しているか? アプリのゲームのスコアが上がるのか、似た課題の成績が上がるのか、それとも日常生活で向上するのか。
  2. その製品自体が、誰を対象に、どのくらいの期間、検証されたか? 2016年のレビューでは、脳トレ企業が引用する介入研究の多くに、研究デザインや分析の大きな欠陥があり、レビューが挙げた望ましい方法(ベストプラクティス)をすべて満たした研究は1つもありませんでした[1]。
  3. 何と比べたか? 何もしなかった対照群との比較は、根拠として弱いものです。別の活動をする対照群(アクティブ対照群)であっても、プラセボ効果を排除できるのは、その参加者が訓練群と同じくらい上達を期待している場合だけです。そして、心理的介入の研究で、この点を確かめているものはほとんどありません[14]。
  4. 全般的な変化を約束していないか? 知能や記憶力全般が向上するという主張は、訓練研究でわかっていることを大きく超えています[2]。

組み合わせると:1週間の例を2つ

以下は実践のための例であり、研究結果ではありません。

曜日解剖学を学ぶ学生仕事で集中したい会社員
月今日の講義から問題カードを15枚作り、自分をテストする実際の作業1つに25分のブロックを1回。通知はオフ
火復習の時期が来たカードを復習し、新しいカードを追加する25分のブロック。20分の早歩き
水復習の時期が来たカードを復習し、テーマを1つ、ノートを見ずに声に出して説明する50分のブロック。気が散ったことをその都度メモする
木復習の時期が来たカードを復習。30分のサイクリング50分のブロック
金その週の内容全体を混ぜて復習50分のブロック。週のチェックイン
土か日休む。復習の時期が来たカードがあれば短く復習長めの散歩、またはほかの好きな活動

どちらの例でも、中心となる練習は実際の課題そのもので、セッションは1週間を通してくり返されます。そして週の終わりの確認で測るのは、ゲームのスコアではなく目標そのものです。

よくある間違い

  • 目標ではなく、その代わりになるものを練習する。 記憶ゲームに何時間も費やせば、そのゲームは上達しますが、試験対策のプランにはなりません。
  • 自分をテストする代わりに読み返す。 読み返すとすらすら読めるように感じますが、1週間後の記憶はテストのほうがよく保たれていました[4]。
  • すべてを1回の長いセッションに詰め込む。 代わりに分散させましょう。
  • 最初の数週間の向上を転移と受け取る。 初めのうちの上昇の一部は、単に課題に慣れたことによるものです[9]。
  • 練習時間を増やすために睡眠を削る。 睡眠不足は注意に最も大きく響き[10]、練習そのものを損ないます。

研究でわかっていること

◆ 支持されている練習すると、練習した課題の成績が向上します[1]。練習テストと分散学習は、それを使った内容を覚えるのに役立ちます[3][5]。テストをくり返し受けると、訓練をしなくてもスコアが上がります[9]。
◇ 条件付き意図的練習は成績の高さと結びついており、その結びつきは教育や職業よりも、ゲーム、音楽、スポーツで強くなっています[8]。運動は多くの集団で平均すると認知テストのスコアを向上させましたが[12]、健康な人では、バイアスを補正すると効果はごくわずかになりました[13]。
✕ 確立していない認知課題を練習すると、一般的な認知能力や日常のパフォーマンスが向上すること[2][1]。

LaserMind で試す

▶ 想起カード

今週の勉強内容を問題カードにしましょう。これからの数日間、スケジュールに合わせて各カードが戻ってきます。

LaserMind で試す

▶ ディープワーク・タイマー

本当に伸ばしたい技能を練習しましょう。自分にとって大切な作業に、1ブロック集中して取り組みます。

研究でまだわかっていないこと

  • 分散学習の総合分析は言語的な想起課題を対象としており[5]、学習法のレビューは学生の学習について方法を評価したものです[3]。どちらも、何か月もかけて習得する複雑な技能については多くを語っていません。
  • 意図的練習の数値は相関であり、その多くは、どれだけ練習してきたかについての本人の推定にもとづいています。新しい練習計画で、あなたがどれだけ上達するかを示すものではありません[7]。
  • 運動についての根拠は食い違っています。臨床的な集団を含めたアンブレラレビューでは小〜中程度の効果が見られましたが[12]、健康な人に限ったより厳密なレビューでは、出版バイアスを補正すると効果はごくわずかでした[13]。
  • LaserMind のエクササイズ、ツール、プログラムは標準的な研究課題や方略にもとづいていますが、それ自体を対象とした試験は行われていません。自分の結果の記録には対照群がないため、練習による効果と本当の変化を区別することはできません。
  • 1週間の例とステップの順番は実践のためのアドバイスであり、検証されたプランではありません。

よくある質問

脳トレにはどのくらいの期間がかかりますか? 練習している課題のスコアは、ふつう最初の数回のセッションで上がります。その理由の一部は、課題そのものに慣れていくことです。本当の技能については数週間から数か月単位で考え、その技能そのもので判断しましょう。全般的な変化がいつ起こるかを示せる研究はありません。訓練による全般的な変化そのものが示されていないからです[2]。

脳トレゲームから始めるのはよいことですか? 楽しめるなら、あるいは特定の課題を1つ練習したいなら、問題ありません。ゲームは上達するものと考え[1]、時間の大部分は目標そのものの練習に使いましょう。

毎日練習する必要がありますか? 1日の最低量を定めた研究は、私たちの知る限りありません。長いセッションよりも、続けられる規則的で間隔をあけたセッションのほうが大切です。1日休んでも、それで後戻りするわけではありません。

研究でわかっていること

最終エビデンス確認 2026-10-17
強い根拠

文章を思い出す練習をした学生は、読み返した学生より1週間後に多くを覚えていました。5分後の時点では読み返しのほうが良く見えたにもかかわらずです。 日常生活 [4]

強い根拠

よく使われる10の学習法を比較したレビューで、練習テストは「有用性が高い」と評価された2つのうちの1つでした。 日常生活 [3]

強い根拠

数百の実験をまとめた分析で、学習を時間的に分散させたほうが、1回にまとめるより後での想起が優れていました。最適な間隔は、覚えておきたい期間が長いほど長くなります。 日常生活 [5]

強い根拠

同じ学習法のレビューで、分散学習はもう1つの「有用性が高い」方法と評価されました。 日常生活 [3]

参考文献

  1. Simons, D. J., Boot, W. R., Charness, N., Gathercole, S. E., Chabris, C. F., Hambrick, D. Z., & Stine-Morrow, E. A. L. (2016). Do "brain-training" programs work? Psychological Science in the Public Interest, 17(3), 103–186. https://doi.org/10.1177/1529100616661983
  2. Sala, G., & Gobet, F. (2019). Cognitive training does not enhance general cognition. Trends in Cognitive Sciences, 23(1), 9–20. https://doi.org/10.1016/j.tics.2018.10.004
  3. Dunlosky, J., Rawson, K. A., Marsh, E. J., Nathan, M. J., & Willingham, D. T. (2013). Improving students' learning with effective learning techniques. Psychological Science in the Public Interest, 14(1), 4–58. https://doi.org/10.1177/1529100612453266
  4. Roediger, H. L., & Karpicke, J. D. (2006). Test-enhanced learning: Taking memory tests improves long-term retention. Psychological Science, 17(3), 249–255. https://doi.org/10.1111/j.1467-9280.2006.01693.x
  5. Cepeda, N. J., Pashler, H., Vul, E., Wixted, J. T., & Rohrer, D. (2006). Distributed practice in verbal recall tasks: A review and quantitative synthesis. Psychological Bulletin, 132(3), 354–380. https://doi.org/10.1037/0033-2909.132.3.354
  6. Ericsson, K. A., Krampe, R. T., & Tesch-Römer, C. (1993). The role of deliberate practice in the acquisition of expert performance. Psychological Review, 100(3), 363–406. https://doi.org/10.1037/0033-295X.100.3.363
  7. Macnamara, B. N., Hambrick, D. Z., & Oswald, F. L. (2014). Deliberate practice and performance in music, games, sports, education, and professions: A meta-analysis. Psychological Science, 25(8), 1608–1618. https://doi.org/10.1177/0956797614535810correction
  8. Macnamara, B. N., Hambrick, D. Z., & Oswald, F. L. (2018). Corrigendum: Deliberate practice and performance in music, games, sports, education, and professions: A meta-analysis. Psychological Science, 29(7), 1202–1204. https://doi.org/10.1177/0956797618769891
  9. Hausknecht, J. P., Halpert, J. A., Di Paolo, N. T., & Moriarty Gerrard, M. O. (2007). Retesting in selection: A meta-analysis of coaching and practice effects for tests of cognitive ability. Journal of Applied Psychology, 92(2), 373–385. https://doi.org/10.1037/0021-9010.92.2.373
  10. Lim, J., & Dinges, D. F. (2010). A meta-analysis of the impact of short-term sleep deprivation on cognitive variables. Psychological Bulletin, 136(3), 375–389. https://doi.org/10.1037/a0018883
  11. Newbury, C. R., Crowley, R., Rastle, K., & Tamminen, J. (2021). Sleep deprivation and memory: Meta-analytic reviews of studies on sleep deprivation before and after learning. Psychological Bulletin, 147(11), 1215–1240. https://doi.org/10.1037/bul0000348
  12. Singh, B., et al. (2025). Effectiveness of exercise for improving cognition, memory and executive function: A systematic umbrella review and meta-meta-analysis. British Journal of Sports Medicine. https://doi.org/10.1136/bjsports-2024-108589
  13. Ciria, L. F., Román-Caballero, R., Vadillo, M. A., Holgado, D., Luque-Casado, A., Perakakis, P., & Sanabria, D. (2023). An umbrella review of randomized control trials on the effects of physical exercise on cognition. Nature Human Behaviour, 7(6), 928–941. https://doi.org/10.1038/s41562-023-01554-4
  14. Boot, W. R., Simons, D. J., Stothart, C., & Stutts, C. (2013). The Pervasive Problem With Placebos in Psychology: Why Active Control Groups Are Not Sufficient to Rule Out Placebo Effects. Perspectives on Psychological Science, 8(4), 445–454. https://doi.org/10.1177/1745691613491271